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<静岡市>
静岡市は、3000m級の山々が連なる南アルプスから、最大深度2500mの駿河湾へと繋がる自然環境をを有している。そのかけがえのない自然環境を守るため、南アルプスのユネスコエコパーク登録を目指し取り組んでいる。
また、古来より、富士山を望むことのできる景勝地として親しまれてきた三保の松原は、富士山世界文化遺産の構成資産の一つとして登録された。
静岡市では、地域コミュニティを活性化させ、花と緑あふれる心豊かな潤いのある街づくりを推進するため、自治会や花壇づくり団体と協働した取り組みを行っている。
市内各地でボランティア団体が大切に世話している花壇が、また、三保の松原から国宝久能山東照宮までを結ぶ国道150号沿いでは咲き誇る花々が、道行く人々の目を楽しませ、来静者を歓迎している。 |
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<伊豆市>
平成16年(2004)4月に、修善寺町、土肥町、天城湯ヶ島町、中伊豆町の4町が合併して「伊豆市」が誕生した。伊豆市は伊豆半島の中央部に位置しており、豊かで美しい自然環境に恵まれている。由緒ある多くの史跡を有した「歴史」、幾多の文人墨客に愛された「文学」、良質で豊富な「温泉」、そして、何よりわさび・しいたけ・梅・白びわ・カーネーション・海産物など豊かな自然に育まれた「特産品」を有している。
この花壇は、四方に個性ある伊豆市4地区の豊かな自然を、その中央に天城山を表しつつ、一つの「輪」としてまとまりながら飛躍していく様を表現している。 |
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<掛川市>
掛川市は、平成17年(2005)1市2町が合併し誕生した人口約11万8千人の都市です。二宮尊徳(幼名 二宮金次郎)の教えを全国に広めるための大日本報徳社の所在地でもあり、尊徳の教えである「報徳」の精神が根付いた地域です。
緑茶の生産地として有名で、全国茶品評会では、深蒸し煎茶の部に於いて産地賞を受賞している。また、昔から続く栽培方法が「静岡の茶草場農法」として世界農業遺産に認定された。そんな掛川市をPRするために活躍中のゆるキャラ「茶のみやきんじろう」くんを花で描いた。きんじろうくんは、いつもお茶の本を持ち歩き掛川茶の研究をする男の子です。一芯二葉をイメージした髷(まげ)がチャームポイントです。 |
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<吉田町>
吉田町は、静岡県中部に位置し、北は牧之原台地、南は駿河湾を望む、自然豊かな町です。この花壇は、町章をかたどったデザインに、町の名所や特産物(緑:レタス、白:シラス、紫:うなぎ、ピンク:小山城の桜)の色彩をイメージして、吉田町花の会が作成した。 |
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<湖西市>
「湖西連峰」と「浜名湖」「遠州灘」、市の花である「くちなし」をイメージし、自然豊かなまち「湖西」を表現した。花壇は、「こさい花いっぱい運動推進協議会」と協働で作成した。
湖西市は静岡県の最西端、愛知県との県境に位置しており、緑豊かな「湖西連峰」、はるかな水平線をのぞむ大海原「太平洋」、美しい水をたたえた汽水湖「浜名湖」に囲まれた自然豊かで温暖な気候の美しいまちです。
花と緑のまちづくりを推進するため、平成14年(2002)「こさい花いっぱい運動推進協議会」を発足し、年3回育苗施設にて花の種まきから育て上げた花を会員が市内60箇所余の花壇に愛情をこめて育てている。 |
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<御殿場市>
御殿場市は霊峰富士と箱根山系の間に位置する豊かな自然に恵まれた高原都市です。この花壇は、GOTEMBAの頭文字「G」を図案化した御殿場市の「市章」をモチーフに御殿場から眺める富士山の形をイメージして、市内で緑化推進活動に取り組んでいる「御殿場市花の会」のご協力により作成した。 |
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<小山町>
金太郎生誕の地である小山町は、富士山を頂点とし、丹沢山系と箱根山に囲まれた緑豊かで箱庭のような町です。春は菜の花と富士霊園の桜、初夏はアジサイ、秋は丹沢山系の色鮮やかな紅葉と、四季をとおして富士山を背景に美しい色彩が広がる。町内に様々な花が咲き乱れ、この中を金太郎が元気いっぱい遊びまわる様子を大きな花壇で表現した。
小山町は、中部圏と首都圏を結ぶ主要幹線道が東西に走り、旅の休息の場として「東名足柄SA」や「道の駅」等も整備されている。 |
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<沼津市>
東海道五十三次の一つ”沼津宿”を表現してみた。風光明媚な千本松原の常緑と白雪を装った富士山、寿太郎に代表されるみかん、お茶などが自慢の”沼津宿”を花で表現した。 |
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<焼津市>
「焼津といえば魚」というイメージをもとに、出展テーマである「花銀河」を構成する星のひとつとして円形花壇を出展することから「宇宙のさかなステーション」と名付け、花壇を作った。
「焼津市花の会」は、焼津市に花いっぱい運動推進と緑化の普及を目的に昭和33年(1958)に結成した。四季折々の美しい花で市民の皆さま、焼津市を訪れる方々に、心の安らぎと潤いを与えられる花壇づくりを続けている。 |
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<裾野市>
平成25年(2013)に世界文化遺産に登録された「富士山」をメインにし、裾野市(水が塚)から観える富士山の最大の特徴である宝永火口を描き、富士山の裾野には、「パノラマ遊花の里」一面に広がる花畑をイメージした。花壇のデザイン及び作成は、「裾野市花の会」によって行われた。
裾野市は静岡県の東、富士山のふもとに広がり、東には箱根外輪山、西には愛鷹連山と豊かな自然に囲まれた工業のまちです。気候は温暖で、交通の便もよく、豊かな自然と産業が調和している。 |
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<清水町>
清水町は静岡県東部に位置する。町の中心を1.2qに渡り流れる柿田川は、国の天然記念物にも指定されており、世界遺産の富士山の恩恵を最も受け日量約110万トンにも及ぶ日本一の湧水量を誇っている。
柿田川は、富士山及びその周辺に降った雪や雨が地下に浸透し、15〜28年と推定される年月をかけて三島溶岩流といわれる溶岩の地層を通過することで濾過されながら湧き出ている。この花壇はそんな柿田川が一級河川狩野川に合流するまでをイメージした。 |
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<袋井市>
袋井市は静岡県西部に位置し、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、温室メロンやお茶などの特産品を有している。また、8月に開催している「ふくろい遠州の花火」は全国でも屈指の規模を誇る花火大会であり、この花壇は、その色鮮やかな花火をイメージし、デザインした。なお、花壇の花苗は、「花工場」で種子から育てたものを使用し、袋井花の会が植栽した。
花工場とは、地域を花と緑でいっぱいにすることを目的に、市民が種子から花苗を育て、自治会などの団体に配布する施設です。 |
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<長泉町>
4つの円筒柱に咲いているのは長泉町特産のクレマチスです。花壇中央の”ニコニコ”は、白地に四角張った赤い文字で「ニコニコ」子どもが多い長泉町をイメージして”笑顔”を具体化したイメージデザインです。長泉町をまちおこしするデザイナー、岩崎堅司氏による作品です。
”笑顔”による健やかなまちづくり。「笑顔あふれる町に」という思いを込め、現在”ニコニコ”拡大中です。 |
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<島田市>
青は大井川、緑はお茶、花はバラを表現している。
島田市は、静岡県の中央部、大井川の中・下流部に位置している。北部は山地が多く、南部は大井川によって形成された扇状地及び牧之原台地からなっている。
大井川の恵みにより人が集まり、産業が生まれ、まちが栄え、文化がもたらされた島田市。大井川は島田市にとってかけがえのない存在です。また、茶どころ島田市には「島田茶」「金谷茶」「川根茶」の三つのブランドが育ち、数多くの賞を受賞している。世界中のバラが咲く「島田市ばらの丘公園」には、島田市で生まれた品種「ミスシマダ」や「メモリーオブシマダ」など、約360種、8700株のバラが植えられている。 |
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<藤枝市>
昭和29年(1954)に藤枝市が誕生してから、今年(2014)でちょうど60年。市制施行時は57,131人だった人口も146,000人を越える志田榛原の中核都市となった。 |
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<函南町>
花壇全体に形作っているのは函南町の町章を表現している。中央を通っているのは今年開通した東駿河湾環状道路をイメージしており、華やかな道が未来へ繋がっていることを表している。
中心には、かんなみ猫おどりで知られるゆるキャラ「シロにゃん」や多くの仏像が保存されている仏の里・世界文化遺産登録された富士山を望む雄大な自然のもと営まれる酪農や特産品等の地域資源を背景に表現している。 |
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<磐田市>
豊かな自然に恵まれ、四季折々の花を楽しむことのできる磐田市。また、Jリーグ・ジュビロ磐田のホームタウンであり、サッカーのまち・磐田として有名です。
作品は「ゆるキャラグランプリ2013」で9位となった”しっぺい”がサッカーを楽しむ姿を中心に市民全員が一つの輪になって「明日の磐田市」を創る姿をイメージした。まわりに配した星型の造形物(流れ星)は銀河から磐田市の輝く未来への贈り物。 |
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<牧之原市>
円形の花壇に曲線という全体に丸みをおびたデザインで、市民と協働のまちづくり、つながりの「わ」をイメージしている。この花壇は、牧之原市花の会主催で行われたガーデンデザイン講座の受講生でデザインし、作成した。 |
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以上、静岡県内の市町(浜松市を除く)の花銀河(花壇)を紹介した。 |
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