靖国神社とともに、東京の中でも有数の桜の名所として知られているのが千鳥ヶ淵の桜である。千鳥ヶ淵は、江戸城の堀の中で水面の幅が最も広く、堀(土手)の両側に植えられた染井吉野や山桜と千鳥ケ淵公園の桜と一体となって美しい景観を保っている。堀沿いに散策路があり、桜見物の多くの人々で賑わっている。
桜の名所の多くでは、花見と称して宴会をやっているところが多い。この千鳥ヶ淵ではそうした騒ぎ(騒音や臭い)が無いのがいい。桜そのものの美しさを見るには良い所であると思う。
なお、千鳥ヶ淵という名は、堀の形が千鳥が羽を広げた形に似ていることから、この名前が付いたそうである。
『さくら再生計画インフォメーション』
<区のさくら再生計画>
千代田区内には約3000本の桜があり、お花見には多くの人々で賑わいます。しかし、これらは戦後間もなく植えられたものが多く、老齢化や環境の変化などで約半数が病害虫等にかかり、弱っています。
そこで、千代田区では平成16年3月に区民、有識者等の英知を結集して「区のさくら再生計画」をまとめ、同年4月より計画にそった再生作業を開始しました。
再生計画では、永続的な管理作業をもとに再生・更新作業を行うとともに、千鳥ヶ淵、靖国神社周辺、江戸城外濠土手筋を重点整備地区として、将来のあるべき姿を示しています。また、桜を愛でる多くの人たちが活動する場としての「さくらサポーター制度」や、さくら再生の運営資金を募る「さくらファンド」を創設し、多くの人々に支えながら千代田区にふさわしい、そして日本を代表するさくら景観を創造、持続していきたいと考えています。
<さくらの管理作業計画>
| 永続的な管理 |
剪定・施肥などを計画的に続けて行う作業 |
| 再生管理 |
日照・土壌条件の改善、植栽地の改良、病虫害防除、樹勢回復作業 |
| 更新管理 |
さくらの補植、余裕のある植栽地の確保、ナラタケ病などの除去作業 |
<さくらサポーター制度>(登録制)
さくらを大切に思う人々が集い、さくら再生を資金的に支援する活動のほかに、千代田区が行う「さくら教室」の参加や「さくらまつり」等イベント運営に携わる参加などをとおして、さくらをサポートする制度です。さくらサポーターは随時募集しています。
<さくらファンド>
千代田区の出資金のほか、さくらサポーターの会費や区民や区を訪れる人々からの寄付金を、さくらの永続的な管理を行う維持管理資金とするため、基金として活用するものです。 (千代田区) |