中国原産とされ、日本へは蚕とともに渡来したと考えられている。現在は、各地の山地に自生している。かつて養蚕が盛んだったころにはマグワが栽培された。桑は養蚕以外にも樹皮の繊維質から布や和紙を、根茎や熟果からは漢方にも使われた。
実は食用になるが、つぶすと濃い紫色(黒紫色)になり、手や口が紫色に染まってしまう。クワの実はそのまま生食やジャム、果実酒にする。焼酎に漬けた桑の実酒は、疲労回復、強壮、動脈硬化予防に効果があるそうです。我が家ではジャムにする。
見上げたる 老木に垂れし 桑の花 水原秋桜子
山畑の いよいよ荒れて桑の花 青柳志解樹 |