フィレンツェの象徴ともいうべきドゥオーモの正式名称はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Snta Maria del Fiorte「花の聖母マリアの教会」、「花の聖母教会」)という。1296年からなんと172年間(別の資料には150年とある。いずれにしろ14世紀に完成)の歳月をかけて建設されたゴシック建築の大聖堂である。
外壁は、白、ピンク、深緑の大理石を幾何学的模様で飾られ、その上に赤褐色の強大な丸屋根(クーポラ)がそそり立っている。クーポラには463段の階段があり、上がることが出来る。高さは106mあり、フィレンツェ市内が一望できる。ルネサンス期の建築家フィリッポ・ブルネッレスキの設計による。 |