京成金町線の柴又駅。駅前に立つと「寅さん」の像が迎えてくれる。寅さんは駅に向かってこれから旅立つところである。柴又の町を振り返って。
「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかり姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。」
♪♪どおせおいらはヤクザな兄貴 わかっちゃいるんだ妹よ
いつかお前が喜ぶような 偉い兄貴になりたくて
奮闘努力の甲斐もなく 今日も涙の
今日も涙の陽が落ちる 陽が落ちる
どぶに落ちても根のある奴は いつかは蓮の花と咲く
意地は張っても心の中じゃ 泣いているんだ兄さんは
目方で男が売れるなら こんな苦労も
こんな苦労も掛けまいに 掛けまいに♪♪
| 満 男 |
「大学へ行くのは何のためかな」 |
| 寅次郎 |
「決まってるんでしょう、それは勉強するためです」 |
| 満 男 |
「じゃあ、何のために勉強するの」 |
| 寅次郎 |
「そういうむずかしいことを聞くなと言ったろう。・・・・つまり、あれだよ、ほら、人間長い間生きてりゃ色んなことにぶつかるだろう、そんな時に俺みたいな勉強してない奴は、振ったサイコロの出た目で決めるとかその日の気分で決めるよりしょうがない。ところが,勉強した奴は自分の頭できちんと筋道を立てて、こういう時はどうしたらいいかなと考えることができるんだなあ。だからみんな大学へ行くんじゃねえか」 |
(寅次郎サラダ記念日) |