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<毛賀くよとのシダレザクラ>
胸高周囲3.8m、樹高15m。飯田市天然記念物。
推定樹齢300年余の枝垂彼岸桜。江戸時代初期、脇坂氏が飯田藩主の頃、ここ石打場地籍の住民が植えたとされ、住民が心を寄せ大切に守ってきた名木。樹形、花姿共に秀麗。供養塔があるので「くよと」の桜といわれてきた。 |
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この地は室町時代に信濃国守護小笠原氏の居城に近く、戦いに関わりのある「自害坂」あるいは「陣返坂」・「石打場」の地名が残り、供養塔との関わりが推測される。
また、桜の木の下の道は、江戸時代の旧遠州街道で、旅人や馬の供養をしたことも推測される。石打場の住民は、今も毎晩交代で、常夜灯に供養の燈明をあげている |
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