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樹齢約80年の枝垂れ桜。校舎の前から眺めると両手を広げて、校舎を包み込むような形で咲き誇る。
杵原学校は、昭和24年(1949)に開校した旧山本中学校だったが、昭和60年(1985)に統廃合された。以後、廃校になってしまったが、地元自治会を中心に保存活動が始まる。(杵原学校応援団)
現在もその活動は続き、桜の季節には多くの人たちが訪れる。訪れた日には自家用車はもちろん観光バスも詰めかけていた。廃校になった後もより美しく生長し続ける桜に共感を覚えるのだろう。杵原学校は、国登録有形文化財に指定されている。 |
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教室の窓から見える枝垂れ桜は、外から見る桜とは違った趣を感じる。木造校舎の雰囲気とよく調和し、格別な思いを感じる。
この校舎は、山田洋次監督の映画「母べい」の中で、吉永小百合が国民学校の代替教員として働く場面がここで撮影されている。その縁からか山田洋次監督は名誉校長として写真が掲げられている。 |
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