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<河津桜原木物語>
昭和30年頃の2月のある日、この家の主であった飯田勝美氏が河津川沿い(豊泉橋上流の田中地区側)の冬枯れの雑草の中で芽吹いていた約1m位育った桜の若木を偶然見つけて庭先に植えた事が始まりだった。約10年後の昭和41年1月下旬、やっと花が咲き始めた。同年4月、主の勝美氏は花が咲くのを見届け永眠した。
その後きれいに咲く桜を見て譲ってほしいという話しもあったが、思い出の桜のため手放さなかったそうです。当時、この家の屋号からこの桜は「小峰桜」と呼ばれ、親しまれていた。その後の調査で新種の桜とわかり昭和49年に河津で生まれた桜であることから「河津桜」と命名され昭和50年4月河津町の木に指定された。(飯田ひでさん談)
河津桜はオオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定されている。 |
<原木の大きさ> |
<開花時期> |
木高 約10m、樹幅 約10m |
1月下旬〜3月上旬 |
幹周 約115p |
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