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このしだれ桜は正保年間(1644〜1647)に植えられたとされ、推定樹齢360年です。昭和46年(1971)に愛知県の天然記念物に指定されたが、昭和50年代後半から枯死する枝が多く、数年で枯れてしまうのではないかと危惧された。
一旦は、切り倒して新たな桜を植えることも検討されたが、「長年、人々に親しまれてきた桜を絶やしてしまってよいのか」との樹木医の助言に関係者は奮起し、大手術に取り組んだ。
平成3年(1991)より樹木医の指導により枯れた幹・枝・根を除去し、防菌処理を行い、また、樹勢の良い枝から根を誘引するとともに適切な肥培管理を行ってきた。 |
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その甲斐があって着実に回復し、以前と同様の見事な花を咲かせるようになった。平成7年(1995)からは町内外からの賛同者を募り「しだれ桜を守る会」を発足させ、桜の管理にあたっている。樹高:12m、幹回り:3.65m(平成15年現在) |
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