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RA300の発展モデル。’68年F1世界GPの第11戦US GPに出場。9位からスタートしたにもかかわらず、ラップを追う毎に着実に浮上し、3位を獲得。(アメリカGP出場車
No.5 J.サーティース)昭和43年(1968)
エンジン |
水冷4サイクル 90度V型12気筒 DOHC 4バルブ ギヤ駆動 2,992cc |
最高出力 |
450PS以上/11,500rpm |
最高速度 |
360q/h以上 |
重量 |
530s |
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<無冠の最強マシン”RA301”>
昭和43年(1968)に参戦したRA301。大幅に設計変更されたエンジンは、前年のRA300に対して90度V型12気筒の吸排気レイアウトを逆転し、最高出力は440PSまで引き上げられ、さらに新設計の車体とともに重量も60sの軽量化を達成。またこの年から空力デバイスの開発競争が本格化し、さまざまな形状のノーズフィンやリアウィングも投入された。
その高い戦闘力は1968年のチャンピオン候補として挙げられるほどだったが、ジョン・サーティースが操るRA301は不運によるリタイアが続くなど、勝利を手にすることはなかった。そしてホンダは市販車開発に注力するため、この年を最後にF1活動を休止することとなった。 |
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