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F1(Formula 1)世界選手権シリーズ第17戦、日本グランプリ
FUJI TELEVISION
JAPANESE GRAND PRIX
SUZUKA
8-9-10 OCTOBER 2004 |
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台風22号の影響で予選が延期になり、予選、決勝を1日でこなす変則日程になった「F1世界選手権-第17戦日本GP-決勝レース」が鈴鹿サーキット全53周で行われ、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が優勝を果たした。2位にラルフ・シューマッハ(BMWウィリアムズ)、3位はジェンソン・バトン(B・A・R
Honda)という順になった。母国グランプリを戦った佐藤琢磨(B・A・R Honda)が続いて4位完走。ファステストラップはルーベンス・バリチェロ(フェラーリ)が記録した1:32.730だった。出走全20台中、16台が完走。
鈴鹿サーキットは晴れ。気温27℃、路面温度33℃、湿度80%のドライコンディション。心配されていた台風22号は既に本州を通過し、レースへの影響はない。ポールポジションのミハエル・シューマッハ以下、きれいなスタートを決める。予選4番手の佐藤琢磨は、3番手スタートのマーク・ウェバーを交わすも、5番手スタートのチームメイト、ジェンソン・バトンにアウトから先行され、オープニングラップは4番手のまま。
3回ピットストップ戦略を採った琢磨は、8周目にバトンを交わして3番手に。しかし交わされたバトンの戦略は2回ストップ。琢磨はレース中盤から自分のヘルメットを抑えている、ドライバーの頭と首を守るHANSにトラブルを抱えてしまった模様だ。ペースを上げられない琢磨だったが、コンストラクターズランキング2位争いを繰り広げるルノーのフェルナンド・アロンソの追い上げを振り切り、痛みをこらえて母国で見事4位入賞を果たした。アロンソは5位、これでB・A・R
Hondaとルノーとのポイント差は16に広がった。
レースを制したのは、スタートから一度もトップの座を譲ることなく独走したミハエル・シューマッハ。自身の持つシーズン最多勝記録を塗り替えて今季13勝目、通算では83度目の優勝を果たした。パートナーのブリヂストンは、1998年から負けなしの鈴鹿7連勝。チームメイトで昨年の鈴鹿ウィナー、ルーベンス・バリチェロはマクラーレンのデビッド・クルサードと38周目に接触、両者リタイアに終わった。
アメリカGPでの負傷以来、復帰2戦目のラルフ・シューマッハ(BMWウィリアムズ)が兄に次いで2位表彰台を獲得、来シーズンの移籍が決まっているトヨタの地元で速さをアピールした。
6位キミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)、7位ファン-パブロ・モントーヤ(BMWウィリアムズ)、8位ジャンカルロ・フィジケラ(ザウバー)までが入賞圏内。トヨタ勢はレース前半で顕著な走りを見せた新加入ヤルノ・トゥルーリが11位、このグランプリがラストランとなったオリビエ・パニスは14位でそれぞれ完走した。(「Yahoo スポーツ」より引用する) |
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1 ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)
2 ラルフ・シューマッハ(ウィリアムズ)
3 ジェンソン・バトン(B・A・R Honda)
4 佐藤琢磨(B・A・R Honda)
5 フェルナンド・アロンソ(ルノー)
6 キミ・ライコネン(マクラーレン)
7 ファン-パブロ・モントーヤ(ウィリアムズ)
8 ジャンカルロ・フィジケラ(ザウバー)
9 フェリペ・マッサ(ザウバー)
10 ジャック・ビルヌーブ(ルノー)
11 ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
12 クリスチャン・クリエン(ジャガー)
13 ニック・ハイドフェルド(ジョーダン)
14 オリビエ・パニス(トヨタ)
15 ティモ・グロック(ジョーダン)
16 ジャンマリア・ブルーニ(ミナルディ) |
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