塩竈神社

写真紀行・旅おりおり : 旅先で撮影した景色、建築、史跡、祭、風物等の写真と動画
　＜松尾芭蕉の足跡を巡る写真紀行＞

塩竈神社

陸奥の国総鎮守の社　　　宮城県塩竈市







「石の階九仞に重なり…」と芭蕉も記した２０２段の石段。（表坂）芭蕉はこの石段を登り社殿に参拝している。松尾芭蕉は、「おくの細道」の旅でここを訪れている。塩竈から小舟に乗って松島に入っている。　　陸奥の国の一之宮として知られている塩竈神社。一之宮というのは、その国の国司として赴任してきた人が真っ先に参拝する神社のことです。また、最初に報告に訪れるのも一之宮になる。塩竃神社の縁起は、「昔、塩焼きの神様がこの地に降りて来て、人々に塩焼きの方法を教えた。今でもその時使った釜が残っており、別宮が管理している」といわれている。奥州藤原氏や伊達家など武家の崇敬を受けてきており、特に、伊達家により慶長年間に造営され、寛文、元禄にも造営されている。