<祇園祭の由来>
祇園祭は京都・八坂神社の祭りで、京都三大祭に数えられる。三大祭は、葵祭(上賀茂神社・下鴨神社)、時代祭(平安神宮)とこの祇園祭である。また、日本三大祭(東京・神田祭、大阪・天神祭、京都・祇園祭)の一つにも数えられてもいる。
祇園祭は、7月を通じて行われる長い祭りで、どれが祇園祭であるかと問われてもどれも祇園祭を構成している。その中でも山鉾巡行や宵山がよく知れれており、報道の機会も多い。
この祇園祭は、貞観11年(869)に疫病が流行し、この疫病を祈祷によって疫病神の祟りをはらわんとしたことが起源とされる。このことが祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)、略して祇園会(ぎおんえ)と呼ばれている。それ以後、応仁の乱などにより一時の中断を除き毎年続けられてきた。実に千年以上の歴史を重ねてきており、日本の宝のような祭りである。
<蟷螂山>(とうろうやま・上右下)
かまきりの羽や鎌が動くからくり仕掛けで、通称は「かまきり山」という。中国の故事「蟷螂の斧を以て降車の隊を禦(ふせ)がんと欲す」を題材にした山。そのかまきりは山の上部に据えられているが、下ではかまきりのおみくじをやっている。手動の手車でかまきりを回す。かまきりは180度回り、神社の拝殿のような所から木で出来た球が出てくる。かまきりの持つ入れ物に入ったことを確認して手車を180度回す。木の球に番号が書かれているのでその番号に合ったおみくじをもらう、という仕組みになっている。祭り気分も手伝ってか列を成していた。
<護符>
各山鉾の御神体にまつわる「お守りの札」のことで、7月14日から3日間だけ各山鉾の周りで売り出される。山鉾によって護符の持つ意味や御利益は違う。 |