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襟裳岬にたつ歌碑。左は森進一の「襟裳岬」、右は島倉千代子の「襟裳岬」 |
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「 襟裳岬 」
作詞 岡本おさみ 作曲 吉田拓郎 唄 森進一
1 |
北の街ではもう 悲しみを暖炉で
燃やしはじめてるらしい
理由のわからないことで 悩んでいるうち
老いぼれてしまうから
黙りとおした 歳月を
ひろい集めて 暖めあおう
襟裳の春は 何もない春です |
2 |
君は二杯めだよね コーヒーカップに
角砂糖をひとつだったね
捨てて来てしまった わずらわしさだけを
くるくるかきまわして
通りすぎた 夏の匂い
想い出して 懐かしいね
襟裳の春は 何もない春です |
3 |
日々の暮らしはいやでも やってくるけど
静かに笑ってしまおう
いじけることだけが 生きることだと
飼い馴らしすぎたので
身構えながら 話すなんて
ああ おくびょう なんだよね
襟裳の春は 何もない春です
寒い友だちが 訪ねてきたよ
遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ |
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「 襟裳岬 」
作詞 丘灯至夫 作曲 遠藤実 唄 島倉千代子
1 |
風はひゅるひゅる 波はざんぶりこ
誰か私を 呼んでるような
襟裳岬の 風と波
にくいにくいと 怨んだけれど
いまじゃ恋しい あの人が |
2 |
風はひゅるひゅる 波はざんぶりこ
浜の日暮れは 淋しいものよ
たった一人は なおさらに
こんぶとる手に ほろりと涙
背のびしてみる 遠い空 |
3 |
風はひゅる ひゅる 波はざんぶりこ
春はいつくる 燈台守と
襟裳岬の 女の子
泣いてみたいな 霧笛のように |
襟裳岬は霧が漂い、視界不良。詠われている情景、情感は感じ取れる。 |