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竹は花木ではないが、非常に珍しいのでここに載せることにした。
竹の花はめったに見ることができないので、60年に1回咲くといわれている。種類によって開花時期が違い、その周期が分かっている花はわずかです。竹の開花現象は、一斉開花と部分開花がある。
<一斉開花>
長い周期が繰り返され、若い竹も古い竹も関係なく竹やぶ全体が花を咲かせて枯れてしまう。
<部分開花>
竹やぶの一部の竹だけが花を咲かせて枯れる現象。
一般に竹類は花が咲くと枯れることから凶作や地震など天変地異との関係がいわれるが特に関係はない。 |
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<タケと七夕>
7月7日はタケに様々な願い事が書いた飾りをつけ、天に祈る七夕(たなばた)の日です。これは、牽牛と織女が年に一度、7月7日の夜だけ会うことが許されるという中国の伝説に由来すると考えられていますが、中国ではタケを飾る習慣はなく、日本独自の風習です。
日本では古くからタケは神の依代(よりしろ)と考えられてきました。また、古代の日本には、水辺の小屋で神にささげる布を織りながら神を迎える棚機女(たなばたつめ)という女性が存在しました。中国から伝わってきた伝説と、これらが一体となり、日本の七夕が出来上がったという一説があります。
七夕をタナバタと詠むこと、地方によっては七夕にはタケを水辺に立てる風習があることなども、この説にうまく符合しています。 |
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