|
|
|
|
|
|
漢字表記は「浜木綿」。植物図鑑によっては「ハマオモト」と記されている。紀伊半島や四国、九州の海岸などの日本の暖地の海岸に生える代表的な植物の一つで、万葉集の中にも出てくるほど日本人に親しまれている。ハマユウの咲く海岸では、長い花茎を伸ばしてたくさんの花をつけている姿を見ることができる。
柿本人麻呂 |
み熊野の浦の浜木綿百重なす
心は思(も)へど直(ただ)に逢はぬかも |
|
|
|
|
|
|
|
|
熱帯アジアからアフリカに分布。国内では、本州以南の暖地の海岸に植生しヒガンバナ科の多年草。
高さ50pぐらいで葉は先にいくほど肉厚で滑らか、夏に葉間から出る太い花茎の頂端の10〜20の花をつける。花は白色で芳香がある。種子は大型で、コルク質の種皮に包まれ、海水に浮き海流にのって移動する。上の画像(3段目画像)は愛知県田原市の伊良湖岬にて撮る。 |
|
|
|