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D51−27蒸気機関車は、戦後日本からサハリン(樺太)へ輸出されたものを購入したものです。この型式は車両等保存委員会調べの廃車体データーベース(1989補遺版)では日本国内においては1両しかない。
この蒸気機関車は昭和24年(1949)3月三菱重工業にて製作され、鉄工品貿易公団を通じ直ちにサハリンへ輸出されたものです。
サハリンでは昭和24年(1949)から昭和40年(1965)頃まで、サハリンの東海岸沿いで主に、石炭輸送に従事していたことが判明している。
型式は日本のD51に準拠しているが、防寒の目的で運転室は密閉式となっており、性能、装備等もほぼ同じであるが、区分するため型式と番号の間にハイホンが入っており、日本のD51はD5127であるが、サハリン向けはD51−27となっている。 |
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