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<柿葺き> (こけらぶき)
柿葺きは軒付 (裏板・小軒板) から始まり、厚さ3oの薄い板を1寸 (3p) ずつずらして重ねながら、水切銅板→上目板 →平葺き→棟(品軒付・むねとりつけ棟取付)
の順に葺く。屋根の形によって平葺きと平行して箕甲・隅・谷などを葺いていく。葺込銅板は登り約30pごとに入れる。雨水がしみこみやす軒先は1寸より狭く葺いて雨を早く切れるように工夫されている。(鋼板は柿板の耐久性を上げるため主に戦後から用いられるようになった。) |
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<檜皮葺> (ひわだぶき)
屋根葺手法の一つで、檜の樹皮を用いて施工する。日本古来の歴史的な手法である。薄く皮を剥いた檜の皮を何重にも重ねて屋根に葺き上げていくことで、優美な曲線美と深い軒先の陰影を生み出す。 |
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<金輪継ぎ>
強度の高い継手のひとつで、 左右同じ形に加工した木材同士を組み合わせる 「略鎌」という種類の継手である。 先端にはT字型の出っ張り(目違い)があり、上下や左右、
どの方向にも外れにくい工夫がされている。 接合面が広いため、曲げやねじれにも強く、見た目も美しい。 柱や梁、土台など、建物を支える大切な部分に使われる。 |
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<腰掛け鎌継ぎ>
凸部 (男木)の形が蛇の鎌首に似ていることから名づけられた継手で、引っ張りの力に強く、古くは法隆寺にも使われている伝統的な技法である。 基本の鎌継ぎに「腰掛け」
と呼ばれる接触面を加えることで、接合部の支えを強化している。 |
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<台輪留め>
土台や台輪など、 横に渡す材の隅に使われる仕口の一つ。「留め」とは、木口を45度に切り出して突き合わせる方法で、角をすっきりと美しく納めることができる。
ただし、先端部分をぴたりと合わせるには高い加工精度と熟練の技が求められる。 |
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<茅葺き屋根>
日本の伝統ある屋根、原風景ともと言われる茅葺き屋根は、茅を葺くことで仕上げられう。茅とは、「ススキ、ヨシ、藁、イネ」などの多年草を指し、それらを束ねて並べていくことで、屋根としての機能を発揮している。
茅葺き屋根は非常に防水性に優れた屋根で、棒状の多年草をいくつも束ねて葺くことで導水効果が生まれ、表層しか水が流れないという現象が起きる。その為、屋根の内部までは水が侵入することがなく、むしろ雨漏れに強い屋根である。また、屋根が急勾配であることから屋根に雨水が溜まっていくのを防ぐこと、積雪による荷重を避ける利点がある。しかし、耐久性や耐火性、屋根のメンテナンスなどに大きな問題もある。 |