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エレキテルは静電気の発生装置。構造は外部は木製の箱型で、内部にライデン瓶(蓄電瓶)があり、外付けのハンドルを回すと内部でガラスが摩擦され、発生した電気が銅線へ伝わって放電する仕組みである。この装置は、オランダで発明され、宮廷での見世物や医療器具として用いられていた。
江戸時代に、これを平賀源内が模造製作した。ガラス円筒と金箔をはった枕との摩擦によって、静電気が発生する仕組みで、見世物として人気を博した。
平賀源内製造とされるエレキテルが現存しており、「エレキテル」(平賀家伝来)」として、国の重要文化財(歴史資料)に指定されている。これは現在、東京都墨田区の郵政博物館に収蔵されている。ここに掲載したエレキテルは、復元したものである。 |
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