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新作制作終了を発表した金澤翔子さんの最後の作品は「母への手紙」国際ダウン症デーに国連でスピーチした際に、お母様にも内緒で用意した手紙を読み上げた。龍雲寺住職の依頼で作品として仕上げ龍雲寺に奉納となった。母への愛情が爆発したような手紙で、読むだけで彼女の心に接することが出来る。私から見ればこの手紙は、愛や智慧を語る「お経」のように思える。こんな純粋な心で人を愛し続けたい。
龍雲寺住職 |
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| 左画像:ポストカード。右画像:トイレの壁の貼り紙。 |
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書展の様子と龍雲寺
<楽しく生きる>
楽しい時間、楽しい人生、楽しい相手、楽しい場所を求めて暮らす私たち。でも、満たされない。翔子さんは好きなカラオケも言語障害があって上手く歌えない。お母さまの孫を産んであげるとずっと言っているが叶うのは難しい。楽しい人生かはわからない。
でも、翔子さんは「楽しく生きている」私たちも、子供の頃は、どこに行くか、誰と行くかではなく、家族で車に乗るだけでときめいていたはずだ。芝生の公園に弁当持って遠足とウキウキしたはずだ。私たちも、今からでも毎日を楽しく生きることは出来る。楽しい人生になるかはわからないが、楽しく生きていける。
翔子さんはずっと毎日ときめいている。 |