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共鳴胴から腕木に弦を斜めに張り、開放弦で演奏するのがハープ。構造上、弓型(胴と腕木が弓状につながる)、角型(胴と腕木が角度を作る)、枠型(胴と腕木の間に支柱がある)の3種に大別する。
BC3000年頃エジプトに存在。ヨーロッパでは7世紀頃から見られ、枠型が主流。中世には吟遊詩人により広域に普及した。枠の形は多様。
17世紀から変音装置(フックで弦をひっかけて長さを変え半音上げる)の工夫と改良が進む。手動式やペダル式を経て、1810年エラールがダブル・アクション・ペダル方式を完成。2つのフルシェット(鍵付の円盤)で弦長を2段に変えて半音を出す機構で、今日も使用。名称は古代スカンジナビア語のharpon(ハルポン:かき鳴らす)に由来。 |
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