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オルガンは、本来パイプ・オルガンのみをさし、次の3つの装置を持つことが条件。
1.演奏のための鍵盤装置
2.風によって鳴るパイプ
3.パイプに風を送る装置 |
構造やサイズは多様。ポジティフ・オルガン、ポタティーフ・オルガンなどの種類がある。発音構造上はパンパイプが起源。上記3つの装置をもつ最初のものは、BC250年頃アレキサンドリアで発明されたヒュドラウリス(水オルガン)。以後古代ギリシャとローマで発達した。
中世以降キリスト協会で使用され、普及改良が進む。鍵盤やパイプの増加にともない巨大化した。名称はギリシャ語 organon(オルガノン)、ラテン語
organum(オルガヌム:どうぐ、器官)に由来。今日では発音原理が異なるリード・オルガンや電子オルガンも意味する。 |
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