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リュート型あるいはギター型の胴、弦をこする円盤、音高を変える鍵盤装置をもつ。2〜6弦が標準。旋律弦は普通2本で他はドローン弦。右手でハンドルを回すと円盤が回転する。左手で鍵盤を操作すると、内部の木片が弦を押さえ、音高を変える。
西アジア起源。ビザンチン、スペインを経て10世紀頃ヨーロッパに伝わる。当時は大型でオルガニストルムと呼ばれた。教会で使用。14世紀頃から小型化して民衆や大道芸人に普及したが、15世紀には教会や上流社会から「悪魔の楽器」「乞食の楽器」と軽薄される。ハーディ・ガーディの名称は16世紀頃以後使用。 |
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18世紀に一時フランス上流社会に流行、オルガン付きのものも考案された。(上画像)18世紀末以降は各地に民俗楽器としてのみ残る。 |
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