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郷中教育 薩摩藩の教育
郷中教育
薩摩藩独自の教育システム
 郷中(ごじゅう)教育とは薩摩藩の独特な青少年教育であり、地域ごとに自発的に実践された集団教育です。最大の特色が「教師なき教育」であり、先輩が後輩を指導し、同輩はお互いに助け合う、いわば学びつつ教え、教えつつ学ぶ」という教育であった。
 郷中教育では学問も教えたが、徳育・訓育・体力づくりが中心で、「武士に七芸」といわれ、武術の修練は重要だった。剣術は特に厳しく、二才たちは稚児に稽古をつけた後、さらに自分たちの稽古を行った。
 薩摩の剣術の代表的な流派には、東郷重位を祖とする「示現流」(東郷示現流)と薬丸兼陳を祖とする「野太刀自顕流」(薬丸自顕流)があった。前者は主として上級武士に、後者は主として下級武士にたしなまれたが、、共に「一の太刀を疑わず、二の太刀は負け」という、防御のための技は一切なく、先制攻撃を重視する一撃必殺の精神が特徴です。
郷中の生活
 郷中の教えは家庭教育の場にも生きていた。ぜいたくを言わず、質素を尊ぶ気風は衣食住のいたるところに浸透していた。母親も、言うことを聞かない子どもに対して「郷中に持ち出しますよ」と叱ることもあったそうです。子どもは、父母のもとに生まれた宝でありながらも、同時に社会での公的な意味を持つ存在という認識が徹していたのでしょう。
郷中教育
薩摩武士の礎を築いた基本理念
ー理論より実践を重んじる教育ー
 「日新公(にっしんこう)」と敬われた島津家中興の祖、島津忠義は人の道、生き方、人の上に立つ者の心得などをわかりやすく歌の形で広めることを目的として、天文14年(1545)に「いろは歌」を作った。「いろは歌」は理論よりも実際の行動を重んじる薩摩藩士ならではの子弟教育の教典として重視され、その後も長く親しまれてきた。郷中の二才(にせ)や稚児だけでなく、無学の者や子女もこれを諳んじて家庭教育の基礎としたといわれている。  
 「古への道を開きても唱えてもわが行いにせずばかひなし」など総数47首の歌に詠みこまれた精神は、実践主義を旨として、義や誠を重んじた薩摩藩士の魂の根源でもあり、現代においてもなお色あせない重みを持っている。
甲突川をはさんで競い合った英才教育
 鹿児島の城下では、城下士の居住地がいくつかの地域に分けられており、その居住地のまとまりを、郷中(ごじゅう)とか方限(ほうぎり)などと呼んでいた。そうした地域ごとにつくられた青少年の教育機関を郷の相中(あいじゅう)、略して郷中と呼んだ。一説には武士の戦闘集団であった「伍人組」や「什人組」が生死を共にし、論功行賞も集団に与えられるなど重要な単位集団であったことから、「伍什」が地域に密着した「郷中」になったともいわれている。
 現在の加治屋町は、当時の6つの郷中からなっており、そのうち下加治屋町郷中と呼ばれた地域は、西郷隆盛、大久保利通、大山巖や東郷平八郎など数々の偉人を輩出している。
 また、甲突川をはさんだ対岸の高麗、上之園、上荒田の三方限(さんぽうぎり)も下加治屋郷中と同様、島津斉彬の側近で西郷隆盛を斉彬に推薦した儒学者関勇助、薩摩藩英国留学生の一人でアメリカでブドウ王となった長沢鼎、陸軍大臣で大阪偕行社付属小学校(現在の追手門学院)の設立者高島鞆之助、長崎海軍伝習所で勝海舟らと航海術などを学び、後に海軍大将となった川村純義など幕末から明治にかけての偉人を数多く育てたことで知られている。
郷中教育
郷中教育が日本を拓いた
 「議を言うな」ー薩摩の青少年の間では、暗黙のうちに、このような取り決めがなされていた。「つべこべ小賢しい理屈を言わず、先輩の言うことには従え。」ということです。藩政時代、薩摩では、城下の武家の居住地をいくつかの区域に分けその区域ごとに子弟の教育にあたった。区域のひとつひとつを「方限」(ほうぎり)とか「郷」(ごう)と呼び、その教育機関として、郷の相中(あいなか)略して「郷中」、つまり現在の学区にあたる制度を設けた。
 郷中には、幼少の頃から、肉体的にも精神的にも徹底した鍛錬教育が行われ、特に上下関係は厳しくしつけられた。「議を言うな」「長老衆には従え」という暗黙の了解はそういう土壌で培われたと思われる。他には「弱いものをいじめるな。」「嘘をつくな」といった人間としてあたりまえな事を徹底的に教えられた。薩摩藩には、幕末33の郷中があり、中でも加治屋町郷中は、高麗・上之園・上荒田の三郷中と並んで、幕末から明治にかけて多くの逸材を生み出したことで有名です。偉人傑士として、西郷隆盛や大久保利通、西郷従導、大山巌、村田新八、東郷平八郎、黒木為驕iためもと)他を輩出し、郷中教育が日本近代化への原動力となったことを如実に物語っている。(解説文より)
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