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「命を扱う生け花は水から離れられない。生花の美しさは圧倒的ですが、もっと、制限のない素材で表現したくなりました。同じ植物でも、切った瞬間から死へ向かう花と、子孫を残すためのエネルギーを蓄えた種とは大きな違いがあります。私が表現したいことは、生命力の源である種だからできること。種を大量に集積していくと、異空間へと空気を変える瞬間があります。植物がその空間を支配するというというか。その一瞬がとても魅力的で、またあの感覚を味わいたいな、と思うんです。」(作者:杉田光江)
令和元年(2019)にスウェーデンのウステルピーブリューク村で開催されたアートエキシビジョン[CROSSROADS+十字路/分岐点]に参加。自然を愛する北欧でも杉田光江の世界感は高く評価されている。
<杉田光江>
昭和24年(1949)横浜生まれ、札幌在住
昭和38年(1963)草月流入門
昭和44年(1969)恵泉女子短大園芸生活科卒業
(この作品は「グリッズプレミアムホテル小樽」に展示) |
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