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1万時間以上噴射し続けられる超高燃費のエンジン
イオンエンジンは科学反応を使う化学推進エンジン(普通のロケットエンジン)に比べて燃費が非常に良いため、人工衛星・探査機の燃料を大幅に少なくできる。推力は1円玉の重さ程度の弱さだが、時間をかけて徐々に加速すれば秒速10q以上にすることができる。
「はやぶさ」のイオンエンジンは従来のイオンエンジンの欠点であった耐久性の低さを克服するためにマイクロ波を使った新型イオンエンジンで、長時間の運転が可能になった。エンジンの後ろにある円柱構造がマイクロ波をエンジン内部に導入する新たな構造である。 |
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<小惑星探査機「はやぶさ2」> (1/1模型)
平成26年(2014)12月3日にH-UAロケット26号機で打ち上げられた小惑星探査機。目的は小惑星Ryugu(リュウグウ)を探査し、岩石試料を地球に持ち帰ること。人類史上初めて小惑星の岩石試料を持ち帰った「はやぶさ」の後継機。
新たに「衝突装置」を使って人工的にクレーターをつくり、地下の試料も採取する。Ryuguには、太陽系が生まれた頃(約46億年前)「の水や有機物が残されていると考えられ、地球の水や生命の起源を探る重要な手がかりが得られると期待されている。
Ryuguには平成30年(2018)半ばに到着し、1年半ほど滞在し、既に地球に帰還している。(説明文は、現地解説文を引用) |
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