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六孫王神社は清和源氏の祖と仰がれる六孫王(ろくそんのう)源経基(つねもと)を祀っている。神社の伝えでは、この地は経基の邸宅のあった場所で、その子満仲が応和年間(961〜963)に初めて社殿を建立したといわれる。いつしか荒廃していたものを、元禄13年(1700)、当社の北隣の遍照心院の南谷上人(当時の能筆、作庭家)が幕府に請うて再建し、この神社を遍照心院(別名大通寺)の鎮守とした。これが現在の社殿である。 |
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境内北の弁天堂内には満仲誕生水がある。古くから京都名水の一つとされている。江戸時代には源氏ゆかりの神社として武家の信仰が厚かったことは、境内石燈篭に松平吉保など諸大名の寄進者名が見えることでしのばれる。
多田神社(兵庫県川西市)、壺井八幡宮(大阪府羽曳野市)と共に「源氏三神社」の一つとされる。 |
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