 |
|
 |
|
 |
|
<八葉山 求聞持院 禅師峰寺>(ぜんじぶじ)
寺伝によれば平城天皇の大同2年(807)に、弘法大師が一宇を建て海上安全祈願のため自の十一面観音菩薩像を当寺の本尊として、安置せられ四国八十八ヶ所のうち第32番札所と定められた。
当山は観音の浄土天竺補陀洛山さながらの霊域にしてその山容八葉の蓮台に似たりとして八葉山と号し、大師当山に於いて求聞持の法を修せられたので求聞持院と称す。
藩政時代藩主が浦戸港出帆の際必ずこの寺の観音に海路平安を祈ったこのことから船魂観音ともよばれている。金剛力士像二体は仏師定明の作(正応4年)で重要文化財に指定されている。(保管庫で保存)
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
真言 |
おん まか きゃろにきゃ そわか |
宗派 |
真言宗豊山派 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|
<本堂>
本尊は「船魂(ふなだま)観音」と呼ばれ、漁師の信仰を集めてきた。歴代の藩主も参勤交代で浦戸湾を出帆するとき必ず航海の無事を祈ったといわれている。
本堂前には、「木枯らしに 岩吹き尖る 杉間かな」の松尾芭蕉の句碑が建立されている。 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
<大師堂> |
|
 |
|
 |
|
 |
|
山門から境内にかけて進むと、ゴツゴツした岩(屏風岩)が横たわる。天竺補陀洛山を想像させるかのように。境内から土佐湾の広がりが一望だ。ここで記念撮影をするお遍路さんも多い。 |