<ヒマラヤ杉>
高さは20〜30mになり、6〜10月頃卵型の球果を実につける。明治時代の初めに日本に渡来し、強羅公園へは大正元年(1912)〜大正2年(1913)頃、強羅公園の築園(大正3年)に合わせて英国から横浜を経由して輸入された。樹齢は植えられた年から計算すると推定100年位と考えられる。
強羅公園のようなフランス式整型庭園は、左右対称のため中央線を設定する必要があり、ローズガーデンに建つ音楽堂との間にこのヒマラヤ杉が植えられた。現在では名実ともに強羅公園のシンボルとなっている。
マツ科ヒマラヤ杉属、学名Cedrus deodara。 分布 ヒマラヤ北西部〜アフガニスタン東部 |