<すかしゆり系> 花は上向き(受け咲き)、芳香はなし
茶碗型で、花弁と花弁の間が透けているところから「すかしゆり(透かし百合)」と呼ばれている。下向きで咲くユリが多い中、この系統は上向きで咲き、芳香は全くない。多種多様な色合いの花が揃っており、欧米ではアジアティック・ハイブリッドと呼ばれている。
わが国では、江戸時代からスカシユリが多数作られており、古くから親しまれてきた。花色は原種に近い黄色と橙色が多かったのですが、近年では桃色、白色、バイカラー(複色)などの品種、また、すかしの大輪種としてLAなども流通している。
花期は、6月咲きが主体で、7月開花の花もある。ふじてんリゾート「リリーパーク」では、7月中旬〜8月初旬が見頃となる。 |