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龍潭寺(りょうたんじ)は、徳川四天王筆頭の井伊氏の菩提寺(臨済宗妙心寺派)です。井伊氏は平安時代より戦国時代まで六百年間、井伊谷を中心に遠州地方を治めてきた国人領主です。24代井伊直政が彦根に移り、今日まで千年を数える。龍潭寺は井伊家歴代の霊を祀る寺です。
庭園は、本堂の裏にあり、左右に細長くのびている。池の後に築山が広がる。池は心の字を形どった「心字池」である。 |
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小堀遠州作龍潭寺庭園は、江戸時代初期に造られた池泉鑑賞式庭園である。小堀遠州は滋賀・長浜の出身で、「遠州流」の茶道を興し、二条城二の丸庭園の作庭等をした当代一の文化人である。また、駿府城の作事奉行を勤め、同じ作事奉行を勤めた25代直孝とは親しく、その依頼により造られたといわれている。
四季折々の変化に富み、多くの来観者が訪れている。昭和11年(1936)に国の名勝記念物に指定された東海の名園である。 |
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