北の丸地区は、戦前には、旧近衛連隊等の多くの建物があったが、建設省が昭和38年に公園として整備し、昭和44年に森林公園として完成した。その後、厚生省が管理し、現在は、環境省が管理している国民公園です。
江戸時代には、御三卿の田安家、清水家の屋敷があったところである。現在、その名残である田安門、清水門は国の重要文化財に指定されている。公園横には、東京国立近代美術館、園内には科学技術館、日本武道館などもある。
北の丸公園の外周部にはクスノキ、夕ブノキ、スダジイ等の常緑樹が、中央部には広い芝生が配置され、その周辺にはヤマモミジ、ケヤキ、コナラ、クヌギ、モクレン、コブシ等の落葉樹や花木が植栽されている。正に都会のオアシスといった公園である。訪れた時には、モクレンやコブシが純白の花を一面に咲かせていた。入園自由 |