急速に変化する社会の中、今足りないのは「本来の自分に還る場所」である。
「和敬清寂」
和して敬いあい
清らかな心をもって
おだやかに
時の流れに冷静に、正直に向き合った時、私達はどの様な答えを見つけだせるのだろうか。(説明板より引用)
自然と一体となりながら、平常心を取り戻した時、私達は何に気づくのだろうか?現在の茶道の原型を完成させた千利休は茶道の心得を、「四規七則」と説く。「四規」とは和敬清寂(わけいせいじゃく)の精神を言う。
<四規七則(しきしちそく)> 千 利休
四規 和敬清寂(わけいせいじゃく)
七則 茶は服のよきように点て、
炭は湯のわくように置き、
冬は暖かに夏は涼しく、
花は野の花のように生け、
刻限は早めに、
降らずとも雨の用意、
相客に心せよ |
和…お互い仲良くする事。 |
敬…お互い敬いあう事。 |
清…見た目だけでなく心の清らかさの事。 |
寂…どんな時にも動じない心の事 |
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