加越能三州の大守前田利常公の遠祖は菅原道真公にて、その家紋は剣梅鉢であります。前田家は代々敬神の心厚く、文化の育成に力を注ぎました。例えば、菓子盛物等の供物すべてに梅鉢の紋章を用いたといわれ、そうした処から「福梅」の紀元が生まれたと伝えられています。
当地では古くからこの梅鉢を型どった紅白のもなかを「福梅」と称え、お正月のお菓子として永く伝えられて来ています。縁起の良い名前から福を以って福を返す吉祥瑞相の賀菓として近年御贈答、お土産にもご利用され喜ばれております。(福梅の説明より)
「白千鳥 神保」 石川県かほく市高松ソ5 |