ピッツァは、南イタリアのナポリが発祥の地。19世紀までは、屋台で売られていた庶民的な食べ物であった。初期にはごくシンプルな具しかなかったが、新大陸からトマトの普及によって次第に洗練度を増していき、他の地方へも広まっていった。
19世紀後半にはナポリから移民たちによって、今度はアメリカを始め世界各国に伝えられた。もちろん日本へは、アメリカ経由でピザとして入ったのが最初である。
アメリカのピザに対しイタリアのピッツァは、薄くのばした生地にシンプルな具をのせ、薪を燃料とする大きな石釜でカリッと焼き上げるのが特徴で、この様なピッツァを焼くには最適と言われている。代表的な物でナポレターナ、ロマーナの2種類の焼き方の違うピッツァがあるが、この店ではナポリ風に焼き上げている。
イタリア人の大変特徴的な味覚は、香りを一番大切にしている点で、焼き上げた時の焦げの香り等も必要不可欠なものです。焦げているとダメだとか、パンのようにふわふわしていなければダメだとかはイタリアンテイストにはない事です。また、少し塩気の強いところもイタリア人のパンチの効いた味といえる。
食べ方はフォーク、ナイフを使って上品に食べる必要はなく、素手でクルクル巻き込んで食べる方が扱い易いです。タバスコはないが、唐辛子の辛いオイルと香草とにんにくを漬けたエクストラバージンオイルを用意している。(店の前の説明文より)
PIZZERIA DUE LEONI(イタリア村は閉園になっている) |