栽培の起源は、大正12〜3年頃にある。昭和32〜3年に一代雑種の研究が始められた。そうした経過の中で、サーモンピンク、糖度、風味ともに素晴らしい交配に成功した。こうして多年の願望であった新品種が作出されたことにより夕張市のメロン栽培が本格的に始まっていった。
現在、夕張メロンは夕張市やその周辺で栽培されている。大玉で網目が細かく、果肉は赤肉というかオレンジ色で、大変甘い。しかも多汁でおいしい。鮮やかな赤色(オレンジ色)は緑黄色野菜に多く含まれるカロチンを多く含んでいることを示している。それは体内でビタミンAに変わり、ガンや生活習慣病予防など抗酸化作用がある。 |