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縁起によると、天平14年(742)熊野三所権現鎮護のために東大寺末寺として現在地よりも約1q北西に建立され、弘仁13年(822)弘法大師空海が建立したのが始まりとされている。
しかしながら、戦国時代末、長宗我部元親の兵火により一部を残してことごとくを焼失、慶長年間に再建されたが再び焼亡、本堂は寛保元年(1741)に建立されたものである。
現在の大興寺は真言宗の寺院であるが、往時真言24坊天台12坊が甍を連ね、同じ境内で真言天台二宗が兼学したという珍しい来歴を持つ。そのためか天台宗の影響が大きく、本堂に向かって左側の弘法大師堂とともに、右側に天台宗第三祖智を祀る天台大師堂があるという配置にその名残を留めている。また本尊脇侍は不動明王と毘沙門天であるが、不動明王は天台様式である。仏師・運慶の作と伝わる金剛力士像は、四国霊場の中で最大級とされる。 |
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<小松尾山 不動光院 大興寺>(だいこうじ)
本堂は、寛保元年(1741年)に再建されたものである。60年に一度、本尊の御開帳が行われており、近年で平成29年(2017)に行われた。 |
| 本尊 |
薬師如来 |
| 真言 |
おん ころころ せんだり まとうざ そわか |
| 宗派 |
真言宗善通寺派 |
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| 大師堂の脇陣には、胎蔵大日如来坐像と如意輪観音。春秋の彼岸の日開帳される。 |
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| 天台大師堂は、天台大師坐像を祀る |
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<自然記念物小松尾寺のカヤ>
胸高幹周4.1m、樹高20m、樹齢1200年余り、形状 自然形。
イチイ科の常緑針葉樹。弘法大師がこの寺での修行中に植えられたと伝えられるクスやカヤも、県の自然記念物・保存木に指定されている。 |
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昭和の末までは地元でもっぱら、地名から小松尾寺と呼ばれていたが、現在は正式名の大興寺に統一されている。地元では大興寺というより、山号にちなむ「小松尾寺」という呼称が親しまれ、近傍一帯の集落を小松尾と呼ぶ。
香川県の文化財として指定されているのは、本尊藥師如來坐像、天台大師坐像、弘法大師坐像、金剛力士立像である。 |
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