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<旅館 大橋屋>
本陣・脇本陣以外の武士や庶民などの宿泊施設を旅籠屋という。享保18年(1733)の赤坂宿は、町裏を合わせて家数400軒のうち、83軒が旅籠屋であった。
大橋屋は、旧屋号を鯉屋といい、正徳6年(1716)の建築といわれる。赤坂宿の旅籠屋の中では、大旅籠に属し、間口9間、奥行23間ほどであった。入口の見世間・階段・二階の部屋が往時の様子を留める。
現在も現役の旅館である。女将の話では、今日は2名の宿泊があるとのこと。食事は宿泊者でお願いし(外食か弁当か)素泊まりだけ営業しているという返事であった。 |
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2階の客間の様子です。綺麗に整頓され掃除も行き届いている。本日の宿泊客はこの部屋に泊まるのだろう。 |
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2階の客間から外(下の街道筋)を見る。 |
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大橋屋は、かつての旅館の展示物ではない。現役の旅館である。そのため史跡の項目にいれてもいいものかどうか迷うところだが、歴史的な意味合いを考慮して史跡の中にいれることにした。江戸時代の宿場の雰囲気を感じさせてくれる貴重な建物である。 |