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当家は、古い歴史をもつ家柄である。古記録によれば旗本遠山家に仕えていた第4代伊賢が馬木村に移住し農業に従事、その後、元禄元年(1688)第5代与次郎重正に依って現在の母屋は普請されたと伝えられている。
現在残っているのものは、母屋だけであるが近世中期の民家の特徴である鳥居建ての形式が残っている。
昭和53年(1978)に町文化財に指定後、平成3年(1991)明智町に寄贈され、綿密な調査に基づき当時の姿に復元され、ここに移築したものである。
内部は養蚕のために板の間が拡張され、三間取り(広間型)から四間取り(田の字型)に改造されている。梁や柱にちょうなの跡があり、梁木はヒノキが使用され、遠山家の許文が記されたものもある。(日本大正村にて) |
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