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ここに使われている石は、江戸時代に神田上水で使われていた石樋の一部で、昭和62年(1987)、外堀通りの工事中に現在の水道橋付近から発掘されたものです。
神田上水とは近世都市の江戸で最初に整備された上水道であり、徳川家康が江戸入りと同時に造らせたと言われている。水源となる井の頭池の湧水を、大洗堰(現在の文京区関口)を経てから水戸屋敷(現在の小石川後楽園一帯)に入れ、そこから先は暗渠(地下の樋)で通している。この暗渠で使われていたのが、石樋(石で作った樋)です。
なお、お茶の水坂からは、掛樋(木で作った樋)で神田川の上を横断させて、神田・日本橋方面に飲料水として給水されていた。 |
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