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水城は長さ1.2q、基底部幅80m、高さ10mを超える人工の城壁。1350年を経た今も強固な姿を残す。模型には手前に築城の様子を表現した。
白村江の戦いの翌年、664年に築かれた「水城」(みづき)。平野を遮断するように築かれた長大な土塁は、「大野城」とともに太宰府防衛の要として機能した。土塁の外側に(博多湾側)には、敵軍の侵攻を防ぐ幅60mの外堀が掘られている。土塁の地下には、外堀に水を流す巨大や「木樋(導水管)」がいくつも埋設されており、水城築造にいかに多大な資材と労働力が投下されたかがわかる。(1、2段目画像は水城の木樋)
JR水城駅近くの発掘調査では、粘土や砂を交互に積む「版築」(はんちく)が確認された。(3段目左画像は版築の一部を原寸大で忠実に再現したもの) |
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