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<石場家住宅>重要文化財
石場家は、津軽藩政時代からわら工品を中心に取り扱ってきた商家で、当主を清兵衛、屋号を「まるせ」(〇の中に世)と代々号してきた。
弘前城築城当初は、北の郭北門から追手口または亀甲町は弘前最古の町と伝承されている。
石場家がこの要所にいつ頃から居住し、またこの建物がいつ頃建てられたものか正確な年代は不明である。建物は後世の改造を受けているものの、規模大きく豪壮で、梁や指物あるいは細部の仕上げに特徴を有する当地方の数少ない商家の代表的遺構である。
正面桁行16.3m、梁間17.2m、一部二階、東西突出部桁行5.7m、梁間5.5m。南面入母屋造、北面切妻造、妻入り。東面突出部切妻造、南面こみせ、東面及び北面庇付、亜鉛引鉄板葺。附板塀一棟延長5.3m、こみせ附属、亜鉛引鉄板葺。 |
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