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維新回天発祥地桜山招魂場を視察
文久3年(1863)8月18日の政変により三条実美卿等七卿は京都妙法院をあとに西下長州に向う。
翌元冶元年3月26日六卿は馬関砲台を巡視発程の途上錦小路は病を発し29日彦島巡視の予定を延べ同日晴れ八つ時五卿方招魂場ご覧あり帰路鋳造場へ立寄らる。
頼徳卿は馬関にて静養中遂に客舎にて逝く悼惜何ぞ堪えんや。
桜山神社(説明板)
<七卿>
・三条実美(さねとみ):常に明治政府の上位につく。公爵。
・沢宣嘉(よしのぶ):明治政府九州鎮撫総督。
・錦小路頼徳(よりのり):元冶元年(1864)4月25日死去(卒去)。
・四条隆謌(たかうた):維新後、陸軍中将、元老院議員。伯爵。
・壬生基修(もとなが):東京府知事、貴族院議員。
・東久世通禧(みちとみ):神奈川県知事、元老院副議員、枢密院副議長。伯爵。
・三条西季知(すえとも):明治天皇の侍講。 |
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